裸電球のパーツを交換して、古民家に合う照明器具を自作する
照明器具って意外と自分で作れる、というかカスタマイズできるんですね。
家電は買うのが当たり前だった私。
照明器具 = 買うもの
と、当然思い込んでいました。
しかし、古民家につける照明器具を探していたときに、イメージしている照明器具がなかなか見つからず、もーこれは仕方ない、自分で作るしかない!
そんなわけで、照明器具パーツを買ってきて、自分でパーツ交換をしてみることにしました。
ほしかったのは、黒の裸電球スイッチ付き(安く)
古民家につける照明に悩む。箕澤屋の照明選びで、照明器具についてかなり悩んだことを書きました。
そのときにこだわっていた黒の裸電球。
本当にシンプルな黒があればよかったんですね。
ところが、私の探し方が悪いのか、ネットやホームセンター、電気屋さんなどいろいろ回ったのですが、黒の裸電球でスイッチ付き、という条件だと見つからない。
もちろん、価格が高いものであればいくらでもあります。
しかし、今回10個以上も必要だったので、できるだけ価格を抑えたく。
そうなると、自分で作るしかない、ということで作業スタート!
必要なパーツを集め、テスト点灯
ネットで下調べして、ほしいパーツをある程度検討、必要なパーツを決めました。
必要なパーツはこれ
・黒の丸打ちコード、またはねじりコード(1m)
・黒の角型引掛シーリングキャップ
・黒のスイッチ付きキーソケット
これらを探しに、東急ハンズやホームセンターへ。
悩みながらも、それらしいパーツを購入。
左から、丸打ちコード、スイッチ付きソケット、シーリングキャップです。
シーリングキャップだけは、どうしても黒が見つからず、天井だからあまり見えないだろうということで、黒は諦めました。
さっそく、ドライバーとペンチを使ってネットで調べながら何となくのイメージで接続してみます。
これで合ってるのかなーと不安を抱えつつ、つなげたパーツを引掛シーリングに設置して。
点灯!
お、ついた。何とも簡単。
もっと便利なパーツを発見
一つ目が成功したことでいい気になり、じゃあ、一気に必要な数分を買ってしまおう。
ということで、再度ホームセンターへ。
前回とは違うホームセンターの照明パーツコーナーへ行くと、こんな商品が。
おー!おしい!
黒コードに黒ソケット、あとはソケットにスイッチがついていれば、ほぼ理想通り。
こんな便利なものがあるなら、使わない手はない。
ということで、すぐさま作戦変更です。
上記の商品を購入して、ソケットの部分だけスイッチが付いたものに変更することにしました。
で、こちらはスイッチ付きのソケット↓
横についている、カチッと回す部分ですね。
箕澤屋にはほとんどの部屋にボタンスイッチがついていないので、照明器具にスイッチが必要なのです。
パーツ交換作業を開始
テスト点灯でだいたいの仕組みが分かったので、改めて古民家に必要分のパーツ交換作業の開始です。
1. パーツと工具を準備
購入してきたパーツを広げて、ドライバー、ペンチ、ハサミなどの工具も揃えて準備OKです。
やりたいことは、ソケットの部分をスイッチ付きに交換するということ。この部分↓
2. 便利なセットパーツをすべて分解
これが、セットになっている照明器具。 ソケット交換だけでも、やっぱりすべて分解は必要です。 ということで、すべてを分解。
引掛シーリングに設置する部分は、こんな風に作られているんですね。 電気というだけで怖くてあまり触れたことがなかったけど、こんなに単純なんだーと理解。 2ヶ所のネジをドライバーで外していきます。↓
ソケット部分も同様にすべて分解すると、こんな状態に。↓
3. ソケット部分をスイッチ付きに交換してネジで再度固定
分解したソケット部分に、スイッチ付きのソケットを装着。
この部分に、
このスイッチ付きソケットをつけて、すべてネジで留め直します。
完成!
そして、残りのパーツもすべて同じように作っていき、全部で約10個の照明器具ができあがりました。
分解してみることが勉強になります
今回、照明器具を自作、というかパーツ交換をしてみたのですが、やっぱりすでにできているものを分解するのが、一番勉強になりますね。
最初に自己流でつなげた器具は、あとから考えると向きが逆だったりと、間違ったつなげ方をしていました。
あとで、最初からセットになっていたパーツを分解したことで、いろいろ分かることがあり、
「なるほど、こういう風につなげて、この部分を配線するのか。」
とか、
「ほー、このパーツがあるとしっかり固定されるんだな。」
とか。
今までまったく知らなかったけど、意外と単純な作りになっているんだなーと発見がいっぱいありました。
そんなわけで、古民家の照明器具が完成。
とっても簡単なパーツ交換ですが、私も最初、理解するまで情報を探すのに苦労したので、簡単にまとめてみました。もし照明器具を自作することがあれば、参考になればうれしいです。
なお、照明器具は電気を使用するものです。
自己流で作ることで、危険を伴う可能性もありますので、自作する場合は、きちんと理解したうえで、自己責任でお願いします。