古民家の大掃除① モノだらけの部屋を展示室へ

3月も下旬に入り、長野もようやく暖かくなってきたー!

ということで、もういいわけは言ってられません。

そう、古民家の片付けです。

さすがに、真冬のマイナスが続く日の中、暖房もない家での掃除は厳しかったため、冬の間は、しばしお休み期間に入っておりました。が!徐々に植物が咲き始め、花粉もバンバン飛び始め、まもなくお花見シーズンスタート。となると、古民家の掃除も、いよいよ本格始動です。

まずは展示室づくりからスタート

さて、どこから始めるか。

やるべきところはたくさんあります。

中の部屋が3つに、大広間、土間、蔵、中庭と、、、。

ただ、今回の人手は3人のみ

まずは小手始めに、やりやすそうなところから始めようということで、モノで溢れていた大広間横の部屋→展示室へ変える作業からスタートすることにしました。

元々はこんな状態だった部屋。


山のような古い汚くなった布団と、食器や古い書物が入ったショーケースがいくつも。

汚い布団は捨てるしかないとして、ショーケースはそのまま使えそうだよね。

せっかくだから、掃除していく中で出てきた珍しいものを飾るスペースにしよう。

ということで、いらないものを整理、移動、ショーケースをキレイにして展示室へと片付けることに。

 

イメージ通りにいかないのが当たり前。柔軟に解決策を探しながら作業します

実は我々、かなり行き当たりばったりなところがあり、あれは違う!これはこっちの方がいい!
などと、掃除のたびに大騒ぎしながら作業しております。

そのため、たびたび無駄な作業が発生し、結局元に戻したりと、後戻りも多いんですね。

それでも、こんな片付けを繰り返していると、多少は頭を使うようになります。

今回も、展示室にするということで、前日からある程度、どこにモノを移動させて、どこをキレイにして、どのように配置して、、、ということをイメージしていました。

しかし、世の中思った通りにはいきません。

想像以上にモノが重かったり、思っていた場所にショーケースが入らなかったり、思わぬものが出てきたり、使おうと思っていたものが壊れていたり。

ただ、こういうときに柔軟に対処するのが人間ですね。
(近い将来はAIでもこの柔軟さを身につけるのかな。)

今ある環境で、一番よい方法を考え、いい感じに仕上げる。

ここでうまくハマったときの快感がたまりません。笑

てなわけで、今回も想像通りにいかない部分は多々ありましたが、何とか“いい感じ”に仕上げることができました

 

展示室となった部屋の変化のビフォーアフター

さて、お待たせしました。

今回の作業成果のビフォーアフターショーです。

 

BEFORE

 

AFTER

まだ、展示するものは入っていませんが、奥の客間への通路も確保でき、それなりに仕上がったのではないでしょうか。  

大掃除の風景映像もあります

変化を記録していこうと思い、撮りましたよ〜。タイムラプス映像です。
今回の掃除風景はこれ。

まだまだ、古民家大掃除は続きます。

Ayana

Ayana

箕澤屋プロジェクト代表兼管理人。2014年にこの家の存在を知り、魅力的なこの家を残すために活動しています。夏だけかき氷カフェ店主。フルーツ農園の娘。同じく管理人Kobadaiと2人でゆるーい雑談Podcastもやってます。
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