2つの土蔵と古いトイレの解体工事

2016年に今のメンバーが活動を始めてから、たびたび行われてきた敷地内建物の解体工事。可能であればできるだけ残したいけれど、メンテナンスもせずに月日が経てば、建物は傷んでいくものです。

土蔵や小屋など、このまま放っておいたら危険な状態ということで、2017年に母屋裏の土蔵2019年に水車小屋といくつもの建物を解体してきました。

そして、2021年の今年。

次に対処しなければならなくなったのは、正面から入って右奥にあった、当初からかなり屋根が落ちてしまっていた建物。

そして、その目の前にあった昔のトイレと、さらに奥に建っていた土蔵です。

この写真の左奥の壁に葉が茂っている建物が裏土蔵で、右の小屋が昔のトイレ。

うまく改装すれば、いい感じの雰囲気にもなりそうな建物だったのですが、そんな労力もなく、ついにガタが来てしまいました。

これ以上、放置しておくのは危険ということで、話し合っていたところ、これまたありがたい巡り合わせ。私たちが引き継ぐ前に、箕澤屋を守る会として参加されていた方と話す機会があり、そこでいろいろアドバイスをいただくことができて、すぐさまGW中に解体を進めることが決まりました。

今まであった建物がなくなってしまうことでどうなるのか不安でありながらも、だいちゃんが現場でしっかり管理してくれて、数日で無事解体工事が終了。

ここからは、その記録写真をいくつか。

完全なビフォーアフターではないですが、だいたい同じ位置から撮影しているのがこちら。

Before

After

箕澤屋に訪れたことがない方は分かりにくいですが、裏庭にあった石や木の根まで取り除き、地面も平に整えてもらうことができ、驚くほどすっきりきれいに。

以前からメンバー内でやりたいね、と話していた箕澤屋ガーデンプロジェクトのベースがすっかりできあがってしまい、うれしい限りです。

私は相変わらずで、まだこの目で見れてはいないのですが、一つの不安要素が取り除かれて遠隔で喜んでおります。解体工事を請け負ってくれた方々、現場で管理してくれただいちゃんに感謝です。

さーて、これからこのスペースをどう活かしていくかだなー。これからじっくりメンバーと考えていこうと思います。

Ayana

Ayana

箕澤屋プロジェクト代表兼管理人。2014年にこの家の存在を知り、魅力的なこの家を残すために活動しています。夏だけかき氷カフェ店主。フルーツ農園の娘。同じく管理人Kobadaiと2人でゆるーい雑談Podcastもやってます。
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