長野の冬の撮影スポット!雪景色を求めて訪れた開田高原&白川氷柱群

2月の初旬、真冬の気温も下がる中、今回行ってきたのは開田高原です。

「高原」とつくだけあって、本来、開田高原の観光シーズンは夏。しかし今回は、この寒い季節を生かして冬の景色を撮りに行こう。ということで、箕澤屋から車で約1時間、撮影の旅に行ってきました。

今回の目的は、SNS映えする雪景色の撮影

開田高原って、長野県のエリア天気予報で見ると、いつも基本が周辺地域と比べて10度くらい低い場所なんですね。そんなところにを、一年間で一番寒い2月の初旬に行く人なんて、普通の観光ではほとんどいません。

こんなときにいるのはたいてい、スキーやスノーボードのために雪山目指していく人

このエリアにも、開田高原マイアスキー場や、きそふくしまスキー場など、雪質がよいスキー場があり、冬のシーズン中はそこを目指して来る人が多いようです。

とは言っても、オフシーズン
週末の午前中でも、道中はそこまで車も多くなく、閑散としていました。

そんな中、スキーもスノーボードも今回はやらない我々の目的は、雪景色

私はプロのカメラマンではありません。
ただ、せっかくこのブログも始めたし、箕澤屋から行ける撮影スポット巡りというのもいいかも、ということで求むはSNS映えする雪景色

しかし、寒い長野といっても南信地方の箕輪町は、そこまで雪が積もらないんですね。雪が降っても、年に数回。天気がよければすぐに溶けてしまうので、「ザ・雪景色」を撮れるチャンスは多くなく、今回は逃してしまっていました。

そこで、古民家箕澤屋から行けそうな、雪がたっぷり積もる場所を求めて見つけたのが開田高原

スキー場もあるほどの場所なら、雪もたっぷりあるだろう、ということで撮影スポット巡りの散策に向かいました

まずは、観光案内所で情報収集

エリア周辺に着くと、まず向かったのは観光案内所情報収集です。

車通りも少なく閑散としている中、大きな看板が見えてきました。

観光案内所と並んで、木曽馬の里の看板も。

そう、このあたりは木曽馬でも有名なエリア

乗馬、ブルーベリー狩りとの表記が。シーズン中にはいろいろな体験もできるみたいです。

観光案内所の中に入ると、数名の人がいる程度だったので、すぐ対応してくれました。

さっそく、景色がよい場所を中心に観光スポットを聞いてみます。

やはりこの辺りの一番の見どころと言えば御嶽山のようで、晴れていると美しく見えるそう
ただ、案内所の方曰く、

「今日はね〜、ちょっと雲がかかってたよ」

と。

「うー、今日はいけると思ったのに。。」

この日は天気予報でも晴れマークで、期待しつつ向かったのだけど、あとで聞いたところ開田高原辺りは、伊那谷が晴れていても雲がかかることが多いみたいです。

うーん、そうかぁ、と思いつつ、幸い雨ではなかったので、まずは向かってみよう!

ということで、案内所の方の話を参考にしつつ決めた今回のポイントがこちら

1.木曽馬の里

観光案内所からすぐ近くにあるスポットで、長野県の天然記念物である木曽馬を飼育しているエリア。開田高原といえば、ここが中心のようなので、きっと広い高原空間があるはず

2.九蔵峠展望台

木曽馬の里から北に向かうと晴れていれば御嶽山が美しく見える展望台だそう。本当にここは天気次第!

3.白川氷柱群

開田高原から30分ほど離れたところで、1月中旬~2月中旬の冬季のみ見られる幅約250m、高さ50mにもなる氷のカーテン。つまり巨大つららです。うん、これは期待できそう

この3つのポイント目指して、パンフレット片手に進んでいきます。

撮影スポット1:木曽馬の里

木曽馬の里への道に入ると、さっそくかなりの雪道

もうすでに、冬の雪景色たっぷりです。

雪道の中、ぐいぐい進んでポイント探し。

晴れたり曇ったり、時々雪が舞ったりの危うい天気。 その中、スノートレッキングを楽しんでいる方々の姿も。

そして、雪ポイントを見つけて駐車。 早々に雪景色をパチパチ

観光客はほとんどおらず、真っ白の大地が広がっているので、まさに白いじゅうたん!

真っ白ー!

そう、これ、ドローンで撮った上空からの景色です。

木曽馬も見学しました

雪景色を楽しんだあとは、せっかくだから木曽馬も見学

木曽馬の里の敷地内に入っていくと、いますいます、たくさんの馬が。

木がそびえ立つ中で飼育されていて、森の中で生活しているようです。

体験乗馬もやってます

体験乗馬やスノーシューレンタルなんかもしていました。 夏なんかはここで乗馬したら気持ちよさそう。

そして、すごく長ーいツララ。これは、寒さを物語ります。

そば体験もあるようです

近くでは、そば体験もできるみたいです。

ただし、冬の期間は休業。 2017年は4月初旬から開始するそうです。

アイスクリームが有名らしい

木曽馬の里をあとにして、見えてきた開田高原アイスクリーム。 甘いもの好きにはたまらないですね。冬アイス

観光案内所の方に、これは食べていってね。と言われたので少し寄ってみました。 真冬でも車が集まっていて、人気みたい

ただ、やはりマイナスの気温で体が冷える中のアイスはちょっときつい。 ということで、体調も考え今回はパス。 夏に来たときの楽しみにしておきました。  

撮影スポット2:九蔵峠展望台

次に来たのが、九蔵峠展望台。 ここだここだ。と到着すると、おぉ、雪で埋まってる。。

この写真は、あとで撮影したので足跡がありますが、到着時には雪が降ったあと誰も来ていなかったようで、足跡すらない状態。雪道をかき分けて、展望台に向かいます。

雪山の準備もしておらず、足元が雪まみれになりながら展望台到着。 ここから天気が良ければ見える山々がこちら。

そして、今日の御嶽山は、、、

雲で隠れて見えません。。 案内所の方の言うとおり、この日は残念ながら展望台からの御嶽山は見ることができませんでした。 それでも、景色はいくつか撮影して次へ。

 

撮影スポット3:白川氷柱群

気を取り直して、最後のスポット、白川氷柱群へ。 開田高原からは少し離れているので、車で約30分、南方面へ向かっていきます。 この辺りじゃないかなーと近づいていくと、おぉ、何かあるある!

これが、谷を挟んで道路から見た写真。 遠目で見てもこれだけ見えるということは、かなりのサイズありそう。 白川氷柱群の観光専用らしき駐車場があったので、車を停めて歩いて近くまで向かいます。

白川氷柱群の看板があり、矢印の方向へさらに進みます。

温泉「けやきの湯」もあります

その途中には、温泉「けやきの湯」との看板が。

真冬で冷え切ったときに、ここでのんびり温泉にも入れるようです。 いよいよ、氷柱群を目の前に

かなりの迫力があります。

上の写真、右下にいるのが人です。 やはり、冬季だけに見れる景色ということで、氷柱の周りには、たくさんのカメラマンたちも。 私も一緒になって、iPhoneでパシャパシャ

この氷柱が見られる期間中は、夜間にライトアップするらしく、昼間とは違った神秘的な光景が見られるそう

ちなみに、その場にいたカメラマンの方々は、その日名古屋から氷柱群の撮影に来たらしく、夕方に一度撤収してから、夜間ライトアップ後にまた来ると言っていました。-10度もいく中の撮影、気合いですね

今回の撮影スポット巡り、ドローンでも撮影しました

雪景色の写真にもありましたが、今回、一緒にいったボヤキさんがドローン撮影をしてくれました。
その様子はこちら↓

私は、それを横目に氷柱とドローンの撮影風景を撮影↓

 

雪景色を撮影したい方は、寒さ対策をお忘れなく

今回、木曽・開田高原で撮影スポット巡りをしましたが、よーく分かったのが、この時期にこの辺りに来る人というのは、ほとんどが我々と同じ撮影目的ということ

撮影スポットに着くたび、何人かの人に会うのですが、必ずといっていいほど、大きなカメラを持っていました。笑

ドローンを飛ばしていると、お、ドローンですか?と同士の会話に

というわけで、冬の木曽・開田高原は、撮影スポットにはなかなかおもしろい場所です。

ただし、とにかく寒い&雪はすごいです。

もし撮影スポット探しをしている方は、寒さ対策をして、必ず冬用タイヤの準備を忘れずにどうぞ。

おまけに

移動中に遭遇したこちらは、たまたま開催されていたかまくらまつり

一緒に並んでいた巨大雪だるまの表情があまりにも豊かだったので、パチリとしてしまいました。笑

Ayana

Ayana

箕澤屋プロジェクト代表兼管理人。2014年にこの家の存在を知り、魅力的なこの家を残すために活動しています。夏だけかき氷カフェ店主。フルーツ農園の娘。同じく管理人Kobadaiと2人でゆるーい雑談Podcastもやってます。
  • Instagram
  • Twitter