ナチュラルセンス 〜 ハーブの魅力たっぷり。20〜30種類のハーブを育てるハーブ専門農家さん

今回は、ハーブ好きにとってはたまらないほど魅力的なハーブ専門農家のナチュラルセンスさん。
昨年、箕輪町のマルシェ「いいこといち」で初めてお会いしてから、栽培しているハーブを見せていただいたところ、その種類と農家さんの人柄に惹かれてしまい、ぜひ紹介したいなーと思い、今回書かせていただくことにしました。
伊那谷の美しい山並みに囲まれた箕輪町にあるハーブ農園


こちらが、ナチュラルセンスさんの畑。
中央アルプスの美しい山並みを背景に見える、大きなビニールハウスが目印です。


一見、緑が茂っていて草だらけ!と思ってしまうほど緑の茂った農園。
でも、近づいてみると、きれいに並んだいくつものハーブたちが現れてきます。


20〜30種類のハーブ専門に栽培する農家さん
個人的にも、ハーブに興味があるということもあり、自分でもミントやルッコラ、パクチー、バジルなど、定番ものはここ2年ほど作っていたのですが、こちらに訪れると、さすがハーブ専門の農家さん!と思ってしまいます。
ナチュラルセンスさんは、春に種を一粒ずつ、ピンセットでポットに蒔いてハーブを育てるそう。
ハーブの種を蒔いたことがある人ならわかりますが、ハーブの種ってものすごく小さいのです。
それを、何十種類も一粒ずつって!
本当に大変な作業。
「昔はよかったんだけど、最近は目が見えなくなってきてねー」と笑いながら話す園主の長谷川さん。
ハーブは、すべて無農薬で育てているそうで、すでにこの箕輪町でハーブを育て始めて20年にもなるとのこと。
自然な栽培方法で行っているため、最初の頃は、草がすごくて大変だったねぇ、と。
ただ、続けているうちに、だんだんと環境が整ってきて、今では必要最低限でしか草はとらないそう。
この環境を作り上げるまでが大変なんですよね。。
そこまで諦めずにじっくり続けられているところに、まず感心です。
6月末〜8月上旬がハーブの時期
農園に到着すると、ちょうど今の時期、ハーブがたくさんあるよーと、さっそくいろいろなハーブをつんできて、それぞれ丁寧に説明してくださいました。
香りでお馴染み、ラベンダーがずらり。


パクチー好きはご存知、パクチー(コリアンダー)の種。
何年も前に畑の際に植えたものが、今では毎年、種が落ちて、自然に生えてくるそうです。


こちらはにんじんの花。
通常、白い花が多いのですが、こちらはピンク。
ナチュラルセンスさんでは、この花も出荷しているため、花が咲くまで成長させているそう。


これは、ナスタチウム、別名キンレンカ(金蓮花)といい、おもしろい形の葉と、黄色い花、どちらも食用として食べられるハーブです。


甘味料として使われるステビア。
葉を噛んでみると、甘い!


そして、またこれがかわいい。ボリジという食用花。
ワインなどに浮かべて使われたりするそうです。


カレープランツという名のハーブ。
その名の通り、香りがカレー!


その他にも、ミントやオレガノ、ローズマリー、バジルやセルバチコ(ワイルド・ルッコラ)など、定番ハーブ〜珍しいハーブまで、たくさんの種類を育てており、まさにここはハーブ園!
さらに毎年、実験として新しい品種にも植えているそう。常に新しいことにチャレンジし続けてるというのが、すばらしいですね。
フレッシュミントのハーブティーで贅沢な時間を
話を聞いていると、こちらへどうぞ。とビニールハウスの中に用意された素敵な空間へ。



生のミントで香りを出すミントティーを用意していただき、飲むと体がスーッと。
これはもうデトックスです。


ナチュラルセンスの長谷川さんご夫婦。


話しているだけでハーブへの愛情が感じられうえ、夏にはいろんな場所でイベント出店などしていて、とっても活動的。
でも話すと、本当にやさしくて、なんでしょう。話しているだけなのですが、なんだか安心感があり、落ち着くんですねぇ。
ハーブソルトやハーブティー、手づくりワークショップなども
8月6日のえんがわ市では、ナチュラルセンスさんは、ハーブソルトやハーブシュガー、ハーブティーなどをご用意してくれるそうです!ぜひ、えんがわ市で、ハーブの世界に浸ってみてください。


左上の小瓶がナチュラルセンスさんのハーブソルト、ハーブシュガーです。
ちょっと分かりにくいですが。
その他、このハーブ畑で、フレッシュハーブでブーケをつくるワークショップイベントなどもも行っているそうです。ご興味ある方はぜひナチュラルセンスさんをフォローしてみてください。
ハーブ農園 ナチュラルセンス
長野県上伊那郡箕輪町中箕輪
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