In a daze Brewing イナデイズブルーイング 〜 伊那谷の景色とクラフトビールを堪能できるブルワリー

さて、今日の紹介は、昨年出会ってからとってもお世話になってるIn a daze Brewing
日本語で書くとイナデイズブルーイングですね。

イナデイズのKazueちゃんとの出会いは、2018年のGWに箕澤屋で開催した土間バーの日。管理人がクラフトビールに力を入れる!と言って、期間限定でクラフトビールを出していたのですが、その話を聞きつけ、メッセージももらったところからです。

そのときには、まだ醸造所はできておらず、これからいろいろ決めていく段階、というところでした。そこから、箕澤屋のイベントに参加してもらったり、ビールの話をしたり、醸造所ができていく過程を見せてもらったりと、まだ1年少ししか経ってないとは思えないくらい、いろいろと話をさせてもらいました。

そんなイナデイズブルーイング、2019年1月には醸造を開始し、ビール造りもタップルームも順調!初めての本格ビールシーズンに入っていきます。おそらく、私のようなクラフトビール好きも多いでしょうから、イナデイズブルーイングのこと、知りたいですよね。

ということで今日は、イナデイズブルーインのこと、せっかくなので舞台裏も少し載せちゃいます。

2019年にオープンしたばかりの伊那谷クラフトビール醸造所

長野のクラフトビール醸造所というと、ヤッホーブルーイング志賀高原ビールオラホビールと、有名どころがたくさんあって、長野にいるとそれらのビールが手に入りやすいので、私も好きでよく飲んでたんですね。

ただ、伊那谷エリアで見ると、実は醸造所は南信州ビールくらいしかなく、まだまだ選択肢が少ないなーと個人的に思っていました。

そんな中、伊那にクラフトビール醸造所を作ろうとしている人がいる、との情報が入ったときには、ヤッター!と思いましたよ。しかもそれが2人も!

その1つが、In a daze Brewingです。

イナデイズブルーイングは、2019年1月に醸造を開始した、まだまだ小さなブルワリーです。

醸造家のKazueちゃんは、愛知県の岡崎市出身の女性で、HYAPPA BREWSという醸造所で4年間修行したあとに、学生時代に過ごした伊那市が気に入り、クラフトビール醸造所を立ち上げました。

Kazueちゃんが大切にしているのは、信州伊那谷という地域を大切に、その自然や人、文化を素材に”better life”を届けること

さらに、これからブルワリーを成長させていって、将来的には、地域の中でエネルギー資源のサイクルまでつくることができたら理想とのこと。

まだまだ始めたばかりで規模は小さいけれど、夢はでっかい。

そんな彼女のエネルギーに圧倒されて、私も身近ながらファンになってしまいました。

2018年秋頃から工事開始〜できるところは自らDIY

実は、私が直接お店を見ることができたは、工事が始まる前と、すでにオープンから数ヶ月たった4月中の一瞬だけ。

そのときに見せてもらった工事前の写真がこちら。

言い方は悪いですが、ただのガレージです。このガレージという素材がどう変化するのか、醸造所へと変わっていくのか、わくわくでした。その過程も見たかったのですが、私は長野にいることができず、話を聞いたり、SNSなどで追ってました。

そんな中、活躍してくれたのが、箕澤屋チームの主要メンバーだいちゃん。
箕澤屋のことを知ってくださっている方はご存知かと思いますが、箕澤屋を引き継いだあとのかなり初期から、ずーっと手伝ってくれている頼れるメンバーです。

そのだいちゃんが、工事が始まった2018年の10月頃から、その間にKazueちゃんの様子を追ってくれてました。ここからの写真は、だいちゃん&Kazueちゃん撮影がメインです。

In a daze Brewingのブログ(ブログは閉鎖)を見ると分かるのですが、Kazueちゃん、自らDIYで体使ってます。ほんとこのエネルギーは尊敬する。

そして、実はだいちゃんもお手伝い。
このトイレのタイル張り、だいちゃん作なのです。

その後、急ピッチで工事も進んでいき12月初旬にプレオープン

箕澤屋チーム(私以外)も招待していただき、できたての醸造所、見せてもらいました。

プレオープンのときの様子がこちら。

こちらが仕上がった店内。

醸造についても説明してもらいました。

ただのガレージだった建物も壁が白くすっきりして、明るい印象のお店に!

Kazueちゃんとだいちゃん、いいコンビ!

2tトラック走らせ、名古屋港からタンクを運搬!

プレオープンが無事終了したのもつかの間、お次はアメリカからのタンク到着です。

すごいのが、Kazueちゃん、自ら2tトラックを運転して取りに行っちゃってました。だいちゃんは取材班として同行、そのときの様子を撮影してくれてました。

2tトラックで名古屋港へ。もちろん、この運転はKazueちゃんです。

名古屋検疫所へ向かうKazueちゃん。

パワフルなKazueちゃんではありますが、アメリカからのタンク輸入は、簡単ではなかったようです。

検疫所への申請や、税関を通して、さらに検査と、当日も思った以上に苦労したそう。

それでもなんとか無事運び入れることができ、この通り、美しい。

1月に醸造スタート!伊那谷にちなんだ個性のあるビールたち

上記の写真は、プレオープンのときのものですが、イナデイズブルーイング、タップルームでは、こんな感じでそのときにあるできたて注ぎたてクラフトビールを飲むことができます。

その種類は、

・伊那日和ペールエール
・くらしSession Ale
・三州IPA
・権兵衛IPA

etc

と、三州街道、権兵衛峠など場所や地名などから来ている名前も多く、In a daze Brewingのコンセプト通り、どれも伊那谷の自然や歴史をイメージしてつくられてます。

味に関しては、ただ単においしいよ!というのはやめておきます。
だって、味はほんと好みによりますからね。

もちろん私は好きですよ。いろんな意味で!
まず、現時点での個人的な好みは権兵衛IPA。でも今年さらに飲み比べたら変わるかもしれません。あとは、この小規模だからこその個性や毎回ちょっとずつ変わるおもしろさもあるし、ロケーションの心地よさもあるし。

なので、イナデイズに興味がある方は、ぜひともどんなビールなのかは、ぜひ実際に飲みにいって味わってみていただきたいのです。

とは言っても、タップルームに飲みに行けない方、ドライバーさんでも楽しめるよう、In a daze Brewingでは、ボトル販売にも力を入れています。

そのボトルデザインもまた、すべて伊那谷のデザイナーさんにデザインしてもらっているというこだわり。

ビールと一緒に、石窯で一気に焼き上げるできたてピザもおすすめしたい

できたてビールと一緒に楽しめるのは、手づくりピザ

旬の野菜や地元の食材をのせた生地を、高温の窯で一気に焼き上げるので、これがまたおいしい。

ピザって生地と具材と、窯の温度が重要なんですよね。

箕澤屋でも昨年、イベントでピザを焼くことになり、窯焼きピザ作りに挑戦したので、おいしいピザのポイント、よーく理解しましたよ。

そのすべてが揃っているピザ、おいしいこと間違いないです。

ピザ以外にも、新メニュー開発も常に行っているようなので、最新情報はぜひWebサイトやSNSを見てみてください。

できたてクラフトビールと窯焼きピザを、すばらしい景色を見ながら味わえるIn a daze Brewing ブルワリー&タップルーム。
ビールシーズン本番に向けて、ぜひとも注目してみてください!


以上、いろいろ紹介したいことがあって、ずいぶん長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

クラフトビール好き!
長野旅行を計画してる!
Kazueちゃんと話してみたい!

など、ご興味ある方は、ぜひタップルームに来店してみてください。


In a daze Brewing (イナデイズブルーイング)
Brewery&Taproom
長野県伊那市西箕輪大萱8004-1

Ayana

Ayana

箕澤屋プロジェクト代表兼管理人。2014年にこの家の存在を知り、魅力的なこの家を残すために活動しています。夏だけかき氷カフェ店主。フルーツ農園の娘。同じく管理人Kobadaiと2人でゆるーい雑談Podcastもやってます。
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