20年振りの公開資料も。箕澤屋 歴史展開催!

夏のイベント「箕澤屋の日」まで、あと1ヶ月ちょっと。

それまでの間に、少しずつイベントについてを、できる限りで紹介していきたいと思います。

初の試み「箕澤屋歴史展」やります

まずは、2016年に私たちが引き継いでから初となる、箕澤屋歴史展

どういう展示を予定しているかと言うと、

江戸末期に箕澤屋の建物ができてから約150年。
力を持ち繁栄していたり、戦争があったり、無人になったり、さらに現代になって保存会による活動が生まれたりと、いろいろな歴史を経て、今があります。

その歴史を、残っている資料や出てきたものなどを、時代を追って見れる機会として用意できたらなと思っています。

歴史展をやることになったきっかけ

そもそも、またなんで歴史展なんかをやることになったかと言いますと、管理人の父の趣味がきっかけ。

箕澤屋の片付けをするようになってから、部屋の奥や土蔵から、山のように古いものが出てきました。

と言っても、高値が付くような価値があるものは全くと言っていいほど出てこなかったのですが、それでも箕澤屋の歴史が見えるような資料や作品などは度々見つかりました。

そこで、個人的に歴史研究会に入っている父。

おそらく、父とつながりのある方はご存知かと思いますが、いつのまにか、その歴史をエクセルにまとめておりました。

それがこちら。
細かくて読みきれないのでイメージだけです。汗

そんな中、今回の「箕澤屋の日」を開催することになり、わたくし考えました。

そうだ、父が作っていた箕澤屋の歴史と、出てきた資料をうまく合わせて展示したらおもしろいかもしれない。

そもそも、私も箕澤屋の歴史がすべて頭に入っているわけではないし、これを行うことで箕澤屋について理解するきっかけにもなるかもしれない。

そんな発想から、箕澤屋チームと相談し、今回の歴史展を実現させることになりました。

普段は非公開の部屋を、展示会場にします

今回のイベント、ポイントの1つが、昨年まで公開していなかった部屋を使うこと。

昨年までは、カフェ営業で開いていたときでも、公開していたのは、大広間と土間、縁側の隣の部屋まで。

しかし、今回、歴史展を行うにあたり、せっかく箕澤屋の歴史を皆さんに見せられる機会なのだから、今まで見せられなかった部屋が見れることも含めて歴史展にしたらどうだろう。

そんな考えから、今まで物置と化していた部屋二間を使って、展示スペースをつくります。

といっても、実はいまこんな状態。

イベントまであと1ヶ月弱。箕澤屋チーム、がんばります。

この場を展示スペースへと創り上げ、何とか7月21日にお見せできるように整えて参りたいと思います。

20年ぶり公開の資料も展示予定

今回の歴史展で、当時の記事を見せられると思うのですが、実は箕澤屋、以前の箕澤屋の会が管理してくださっていた際、約20年前にも公開イベントを何度か開催したことがありました。

そのときに、箕澤屋から出てきた作品等を展示したことがあったそうです。

そうすると、その時から考えると約20年ぶり。
今回の歴史展、意外と貴重な機会になるかもしれません。

箕澤屋の歴史にご興味ある方はもちろん、この夏、南信州で歴史観光を予定している、なんて方もいたら、ぜひこの機会に箕澤屋へ足を運んでみてください。

Ayana

Ayana

箕澤屋プロジェクト代表兼管理人。2014年にこの家の存在を知り、魅力的なこの家を残すために活動しています。夏だけかき氷カフェ店主。フルーツ農園の娘。同じく管理人Kobadaiと2人でゆるーい雑談Podcastもやってます。
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