築150年の古民家はこんなところでした。改修前の箕澤屋を見て回る

外観

庭に長年そのままだった木々がそびえ立っており小さな森のよう。 ただ、台風などの悪天でいつ倒れてもおかしくない危険な状況です。。

こちらは崩れかかった小屋。 ここまでくると、修復も難しそうです。。

濡縁も扉が壊れて放置されています。

約40畳ある広々とした大広間

母屋の中心にある大広間は、囲炉裏がある広々としたスペース。 講演会や合宿、音楽、展示会などのイベントも行える場所です。

改修前最後に行われたイベント、箕輪町上古田地区に残る伝統の古田人形芝居を、地元の保存会の方々に公演していただきました。

土間には、昔使用していたらしき籠が残ってます。

昭和感がたっぷりのお勝手

こちらは、先代のおばあさんのころまで使用されていたお勝手。 ここ数年でもイベントの際などは、使っていたようなので昭和な空気が漂っています。

レトロな模様がきれいな便器

思わず、「おしゃれ〜!」と騒いでしまった便器。 いつの時代のものか分からないですが、この建物ができた江戸時代末期〜明治に流行った染付古便器と言われるもののよう。

この家、どうする?

一通り見回って、さてどうするか。 まず分かったこと。

・この家、かなり広い(建物だけで約100坪も!)
・あまりにも長い間放置されていたので、各部にガタがきていてこのまま使うのは難しい
・ただ、建物はしっかりしていて、うまく活かせば使えそう

ということで、家族会議です。 この家をどうするか、次回に続きます。

Ayana

Ayana

箕澤屋プロジェクト代表兼管理人。2014年にこの家の存在を知り、魅力的なこの家を残すために活動しています。夏だけかき氷カフェ店主。フルーツ農園の娘。同じく管理人Kobadaiと2人でゆるーい雑談Podcastもやってます。
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