信州箕輪町にある築150年の古民家を引き継ぎました

突然ですが、このたび、築150年の古民家「箕澤屋」を引き継ぎ、家主となりました。
場所は、長野県箕輪町、松本市から車で1時間ほど南に位置するところです。

箕澤屋とは?

元々、江戸時代の大地主の家屋であった箕澤屋。 江戸時代末期、文久元年(1861年)に建てられました。

建物の中は、土間や囲炉裏といった当時の生活様式そのまま。

敷地内には、複数の土蔵や、明治時代にビール醸造を行っていた水車小屋も残っています。

引き継ぐことになったきっかけ

そもそも私は、長野県松本市生まれ。 同じ長野県といえども、箕澤屋の存在などほとんど知らずに生活してきました。

ところが今から約2年前。 家族から「箕輪にこんな古民家があるよ。」と。

私「へー、そうなんだ。」

家族「すごい古民家だぞ。築150年くらいだ。」

私「だいぶ古いね。」

家族「この家、何とかしないといけない。」

私「そうなの?」

家族「そうだな。もう屋根も落ちそうだし。」

私「何もしなかったらどうなるの?」

家族「潰すしかないかな。さら地にでもすれば、土地として売れるだろう。」

私「えー、それはもったいない。」

詳しく聞いてみると、この古民家は家族の所有物とのこと。 先代のおばあさんが亡くなってからは誰も住んでおらず、その後、近隣の方たちが「箕澤屋を守る会」をつくり、管理してくれていたそうです。

しかし、その方々も高齢となり、守ることができなくなってきている。 そこで、所有者の家族に連絡がきたという経緯でした。

とにかくもったいない症の私。 「せっかく150年以上もの長い歴史を知っているこの家を潰してしまうのは、もったいない。私に何かできないかな。」

そんなことを考えるようになってから約2年、紆余曲折ありながらも、家主として少しずつ活動することになりました。

大切にしたいことは「残すこと」

忘れっぽい性格なので、自分へのメッセージとしても書いておきます。

箕澤屋の家主として大切にしたいこと、それは「残すこと」です。

潰すのは簡単。 古くなったら壊して新しく作り直せばいい、そういう考えもよく分かります。 もちろん、自分にもそういうところはある。

ただ、次々と新しいものが生まれる今だからこそ、残せるものは残したいし、150年もの間、災害にも見舞われずに残り、多くの人が支えてきてくれた場所を残すことを大切にしたい。 そんな想いをいつも忘れないように、心のどこかにしまっておきます。

そして、せっかく残すのだから、ここを生かして何かを生み出せる場所にしたいな、と思っています。 いろいろ変化しながら、前進していく様子をこのブログで少しずつ発信していきますので、ご興味ある方はたまに遊びに来てくださいませ。

Ayana

Ayana

箕澤屋プロジェクト代表兼管理人。2014年にこの家の存在を知り、魅力的なこの家を残すために活動しています。夏だけかき氷カフェ店主。フルーツ農園の娘。Webの仕事をよくしています。
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