2019年、本年もよろしくお願いいたします

新年、明けましておめでとうございます。

今年の年末年始は、皆さんどのようにお過ごしでしたでしょうか?

私は、寒さが苦手なので毎年だいたい家の中。
今年は映画を見ながら、テレビでカウントダウンでした。

さーて、ようやく新たな年になり、新しいことを始めるにはいいタイミング。
しかーし、年が明けても、長野はこれからが厳しい寒さ。
なかなか外に出るのも億劫になる季節ですね。

とは言っても、ここからが2019年はじまりです。

スロースタートではありますが、これから少しずつ今年の箕澤屋の活動を始めてまいりたいと思います。

が、正直なところ、まだまだ具体的な予定は、はっきりとは決まっておりません。

というのも、箕澤屋のスタッフは、それぞれが自分のやるべきこと、仕事や生活、家族などを持ちながら、できる範囲内で、この家を保存したいという想いで活動を続けております。

そのため、毎年同じメンバーで同じことを必ず続けられるというわけではないのが現状です。

振り返ると、この家の保存活動というのは約20年前に始まり、その中でたくさんの人が携わり、変化していたんだと思います。

その中で、2016年に私たち家族が引き継ぎました。

最初は家族だけでの活動だったものの、いろいろなきっかけや偶然で、一緒に活動してくれる仲間が少しずつ増えてきました。

そして、2017年にはイベントを行ったりかき氷を提供、さらに昨年には、カフェとバーという形で飲食店としてのあり方も挑戦できました。

そうやって徐々に活動が変化していくと同時に、関わっていくスタッフも変化しています。
同じことが続けられないという状況にも直面します。

そんなとき、私が常に考えていること。
それは、箕澤屋はこうあらなければならない、今年もこれをしなければならない、と、決めごとに対して無理をして動くのではなく、その時の状況、スタッフの環境、タイミングや時期を考慮しながら、今この家の保存のためにできる最善のことを柔軟に考え、小さくても、少しずつでもいいから持続していくということ。

実際に、この活動を始めてから、私自身の環境も大きく変化しています。
昨年、一昨年と同じことをするのが、現実的に難しくもなってきています。

だからと言って、ただすべてをやめる、というわけではなく、今の環境で箕澤屋を保存するためにできることを続けていきたいと思っています。

そんなわけで、今年の箕澤屋、昨年とはまた違った形となるかもしれません。
昨年よりも気軽に入れるタイミングが減ってしまう可能性もあります。

しかし、なんとかこの場所を保存し、維持できるよう活動を続けていきたいと考えております。
その中で、関わってくださる方々、応援してくださる方々が、この場所に集い楽しめる環境を少しでも作りたいというのが今の想いです。

もちろん、昨年のようにイベントを行ったり、夏の期間のオープンなどはできるだけ続けたいと検討中ですので、もし具体的なスケジュールが決まりましたらこちらでお知らせさせていただきます!

今までもこれからも、ご協力いただいている方々、応援してくださっている方々、心より感謝しております。

そして2019年、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

Ayana

Ayana

箕澤屋プロジェクト代表兼管理人。2014年にこの家の存在を知り、魅力的なこの家を残すために活動しています。夏だけかき氷カフェ店主。フルーツ農園の娘。同じく管理人Kobadaiと2人でゆるーい雑談Podcastもやってます。
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